現代はストレスの時代と言われていますよね。例えば職場での人間関係から生じるストレス、仕事のプレッシャーから生じるストレス、家事や育児から生じるストレス。 本当にたくさんのストレスと戦わなければなりません。 ある人は「お酒を飲んだり、遠出したり、DVDを見たりする事がストレス解消法です」と話すかもしれませんし、ある人は「ストレス解消法は寝る事です」と話すかもしれません。 人によってストレス解消法は様々だと思いますが、実はもっと確実で健康的で手軽にストレスを軽減したり解消する方法があるのです。 では、それについてお話ししたいと思います。

腸とストレスの関係

ストレスを強く感じるとお腹を壊しやすくなる人がいます。実はこれ、医学的にメカニズムが証明されているんです。 つまり、ストレスを感じると、そのストレスに対応しようと、交感神経(テンションを上げる神経)が優位になります。 この、交感神経が優位になっている状態は、血管が縮小され、戦闘モードに切り替わっています。 でもその代わりに、消化器官はお休み状態になります。腸はその活動をストップするのです。 この状態が長く続くと、いつまでたっても消化器官の活動が鈍いままになってしまうのです。 だから、便秘や下痢などの便通異常になります。これが、ストレスを感じると腸の状態を悪くする要因なのですよね。 これは、実は逆の事も言えるのです。 つまり、腸の状態が良くないと、ストレスを感じやすくなるということなんです。

腸の状態が悪いと私たちはストレスを感じる

2004年に九州大学の研究チームが行った実験で、とても興味深いものがありました。 無菌のマウスと通常のマウスを狭い箱に入れて同じようにストレスを与えたんですね。 で、血中のストレスホルモン濃度を計測すると、通常マウスより無菌マウスの方がストレスを2倍感じている事が分かりました。 それで、この無菌マウスに善玉菌の代表:ビフィズス菌を飲ませたところ、血中のストレスホルモン濃度は、通常マウスと同程度まで低下したそうです。 この実験結果から、善玉菌が腸の状態を良くすると、ストレスが緩和される事が証明されたのですよね。 善玉菌には整腸作用があります。つまり、腸の状態が良いとストレスを感じにくくなるというわけなんです。

腸をいつも良い状態にしておくために

腸は第2の脳と呼ばれ、腸の周辺には神経がたくさん張り巡らされています。 ストレスの影響を受けやすいと共に、腸の状態が良いか悪いかによってストレスを感じやすいか感じにくいかが左右されます。 ですので、普段から乳酸菌を含やビフィズス菌を含むヨーグルトやドリンクを飲むようにしてみて下さい。 体と心の健康の両面に役立つ事は間違いないと思います。