食べても太りにくい人、食べた分すぐに太ってしまう人、体質は人それぞれです。 食べた分、肥満になってしまう人には、遺伝的なことや生まれ持った腸内フローラも関係しているのですが、基礎代謝が低いことも大きなマイナス要因となっています。

基礎代謝が低いとどうなるのか?

基礎代謝とは、私たちが何の運動をしていなくてもエネルギーを消費することです。 つまり、私たち人間は安静時にも生命を維持するためにエネルギーを消費しているわけです。 この基礎代謝は実に、私たちにエネルギー消費量の7割を占めると言われています。 ですから、基礎代謝が高ければ高いほど常時体内のエネルギーが消費されている形になるのです。 逆に、基礎代謝が低い場合、常時消費されているエネルギー量が少ないので、エネルギーを消費できない分、脂肪が消費されず体内に残ってしまう状態になります。 基礎代謝が低いことは、肥満になりやすいことに加え、病気になりやすいというマイナスポイントもあります。 基礎代謝が低いという状態は、血行が悪い状態でもありますので、血行の悪さから引き起こされる病気のリスクも多くあるわけです。 血行が悪いために、細胞に栄養も届きにくくなりますし、病原菌を退治する役割をするための免疫菌もうまく機能しません。

基礎代謝を上げるために必要な筋肉

基礎代謝を上げるためには、どうしたらよいのでしょうか? 前述で「基礎代謝は血行の悪い状態でもある」としましたが、基礎代謝と血流の悪さは因果関係にあるのです。 ですから、血行を改善をすることで、基礎代謝を引き上げることができるわけです。 血行の改善には、筋肉量を増やすことがとても有効です。 私たちの体内に流れる血液は、心臓のポンプ機能によって全身に運ばれていますが、実は、筋肉もポンプ機能を果たしています。 筋肉が伸びたり縮んだりすることによって、血液が押し出され血液の流れがよくなるのです。 特に、太ももやふくらはぎの筋肉の動きはとても重要です。 この部分の筋肉はとくに、下半身の血液を心臓に戻すための働きを担っています。

基礎代謝を上げるために体温を上げる

基礎代謝を上げるためには、体温を上げることも非常に有効です。 体温を上げることは血行を促進することになりますから、基礎代謝が上がるのです。 戦後の日本人に比べて現代の日本人の体温は1度ほど低いと言われています。 食生活や環境、生活習慣の変化などが原因で基礎体温が低下しているのです。 基礎体温を上げるためには、運動、全身浴、規則正しい生活のリズムを作ることが非常に有効です。